100日間の機械学習

2017年8月、初めてソフトウェア開発の仕事についたときに、あることを誓いました。

IT系仕事につくことが数年の努力の成果でした。日本語学習、プログラミングの勉強、基本情報技術者試験の準備、そして日本での就職活動:このハードルを全部乗り越えないとできなかったことです。転職した時点は新しいことばかり:新しい職種、新しい環境、初めての第二言語での仕事。慣れるまでには時間がかかることを知っていました。一方で、慣れてきたころに罠があることも知っていました。慣れてきた自分に満足してしまうと成長が止まり、なりたい開発者にはなれなくなってしまうのです。

誓ったことはこうです:仕事に慣れたら必ず学び続けます。

[続きを読む]

Fedora 25にHugoをインストール

他のLinuxディストリにも

今回の記事はFedoraリナックスに静的ウェブサイトジェネレーターHugoのインストールについてです。Hugo(発音:ヒューゴ)はOctopressJekyllと同様、コンテンツをMarkdownで記載し、タイトルなどの設定を決め、テーマを選ぶだけで簡単にウェブサイトを作れます。そしてWordpressなどと違って出来上がるサイトはデータベースを使わないため、サイトのセキュリティと速さが抜群。

Hugoは機能豊富で処理スピードが恐ろしく早い、本当に優れているツールです。ただ、現時点ではHugoのRPMがないので、FedoraなどのRPMディストリを使っている人にインストールが困難かもしれません。

私の場合は色んなインストールの仕方(非公式RPM、snap、ソースコードからコンパイル)を検討したけど、なかなか最新バージョンを簡単にインストールする方法はありませんでした。調べていたときは何度もUbuntuでできるsudo apt-get install hugoを「いいな〜」と思いました。

でもありがたいことに、結局答えが簡単でした。

[続きを読む]

第二言語でFE試験

去年の5月に基本情報技術者試験(FE試験)を合格することができました。

おめでとうございます!FE試験ってどんな試験でしたっけ?

一言でいうと、ITシステムに関する知識やスキル全般を対象とする国家試験です。

じゃ、プログラミングとかを勉強するの?

ITシステムといえばプログラミングなんだけど、システムを作るのに必要なものはプログラミング以外にもたくさんあります。なので、プログラミングが試験範囲の本の一部です。他に2進数や論理回路、CPUとメモリ、OSの仕組み、ファイルやデータベース、ネットワーク、セキュリティ、プロジェクトマネジメント、システム構成…内容がさまざまです。経営戦略や財務会計だって試験に出てきます。システム開発の部にプログラミング以外にも結構ありますね(たとえばテストのしかたとか)。

え、多くないですか?

本当に多かったですね(笑)。こういうような全部を対象とする試験が西洋になかなかありませんね。でもそのおかげでたくさん新しいものを覚えて、結構ためになったと思います。

[続きを読む]